江戸時代、「夏に売り上げが落ちる」とうなぎ屋から相談を受けた蘭学者の平賀源内が
「土用の丑の日うなぎの日 食すれば夏負けすることなし」
と看板を立てたら大繁盛し、
ほかのうなぎ屋も真似したことに始まると言われている土用の丑の日の習慣。
暑い日にこってりしたうなぎは胃腸への負担も心配。
ということで、お財布にもやさしく、胃腸にもやさしいうなぎレシピを2つご紹介します。
1,うなぎのさっぱりちらし寿司

お寿司に合わせる具材はお好きなもので大丈夫ですが
今回使った材料をご紹介します。
【材料】 3人分
うなぎ 大1尾
枝豆 豆だけで100g程度
みょうがの甘酢漬け 2個分
白ごま 大さじ1
青じそ 2枚
ご飯 3人分
みょうがの甘酢漬けのお酢(またはすし酢) お好みで(目安はお米1合分のご飯に大さじ2)
【作り方】
①うなぎは温めて1cm幅程度に切る。
②枝豆はさやから出し、みょうがと青じそは千切りにする。

③温かいご飯(炊きたてがベスト)にすし酢を混ぜてから、具材を軽く混ぜ、盛り付ける。
簡単です。
そして少量のうなぎで作れるのが嬉しいです♡
2,ひつまぶし
やさしい味のお出汁をかけて、わさびでいただくので、うなぎの油が落とされてさっぱりいただけます。
ただし、さらさらと入ってしまうので、よく噛んでくださいね♡
お出汁は、できればかつお節を使って取れると本当に身体に沁みる美味しさになりますが
だしパックや、粉末出汁でもおいしく作れます。

【材料】 3人分
うなぎ 大1尾半
万能ねぎ 3本
刻み海苔 適宜
わさび お好みで
出汁 800cc程度
【出汁の材料】
水 5カップ(1ℓ)
花がつお 2つかみ程度
酒 大さじ1
塩 小さじ1
薄口醤油 小さじ1 (なければ普通の醤油でOK)
【作り方】
①できればかつお節で出汁をとり、薄めに調味する。粉末のかつおだしでもOK。
②うなぎは温めて2cm幅程度に切る。
③万能ねぎは小口切りにする。
④温かいご飯にうなぎ、万能ねぎ、刻み海苔、わさびの順で盛り付ける。
⑤あつあつのお出汁を添えて、食べる時にかける。
夏、冷たい物の飲み過ぎや、冷やし中華やそうめん・ざる蕎麦など喉ごしの良いもので
胃腸が冷えている方が多いとお察しします。
温かい物を食べて胃腸を温めることが、夏バテ対策にもなります。
まだまだ暑い日は続きますので、日々のちょっとした意識でバテない身体を作りましょうね♡
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