昨日は高校時代の友人とワイングラスを傾けながら、ゆっくりフレンチを楽しみました。
高校の卒業アルバムには「人生８０年！これからも一緒に暴飲、暴食しよう！」というメッセージ。
あれから３０年以上を経て、人生１００年時代に突入。
そして人生を折り返した私たちはお互いに色々な経験を積み、あらためて思うことも多くあり、
「ようやく自分のやりたい方法がわかったよ、遅いわ」「思いのほか時間かかったね」と笑い合い、
残された自分の時間を何に使い、どんな風に人生を全うしていくか、
赤べこのようにお互いの話にうなづきながら時間はあっという間に過ぎました。
彼女の話の中で、人の強みは２つ以上の物が掛け合わされるとそれを持つ人の数はぐっと減り、
その価値は何倍にも膨れ上がる、と興味深い考察があり、なるほど、たしかに、と納得したのです。
そして「私が思うかなこの強力な強みは２つあると思っていて、一つは料理、もう一つはホスピタリティだと思っている」と言ってくれました。
長い付き合いで、良い事だけでなく私の弱点も知っている彼女だからこそ、彼女が思う私像に嬉しくて胸がつまりました。
そしてその有難い評価に恥じないような生き方をしたいと、あらためて思うとともに、
一見輝かしい成功を遂げているように見えても、同じ様に壁にぶつかったり、戸惑ったりしながらも進み続け、
新しい体験には少女のように目をキラキラさせて感動するピュアな心を持ち続ける友人がいて
「それぞれ」歩いてはいるけれど「ひとりじゃない」心強さを感じた夜でした。
心からありがとう、これからもよろしく、そしてごちそうさまでした。
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