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執筆者の写真Kanako

たんぱく質は、摂るタイミングが大切です

スーパーでもコンビニでも手軽に食事が調達できる時代、

「フードロス」問題も起きている日本で今、栄養失調(低栄養)が増えています。

特に70代以上の方や若い女性に多く見られるそうです。

どういうことなのでしょう。


栄養失調かどうかの判断は血中のアルブミンの量でみます。

アルブミンはたんぱく質の一種です。


摂取カロリーは足りているのに、必要な栄養素、特にたんぱく質が足りていない事による栄養失調です。

栄養バランスが良くない食事をしていませんか?


アルブミン不足の栄養失調状態が長く続くと、

貧血、肺炎、結核、脳卒中、骨折などを招きます。

たんぱく質は骨や筋肉を作る素になるほか、全身の細胞を作る主成分です。

また、免疫力を高める働きに影響します。


たんぱく質は体重1キロあたり1.5~2.0g必要とされています。

体重50キロの方は、75~100gのたんぱく質摂取が必要です。


みなさん、3食のうち、たんぱく質が夜ご飯に偏っていませんか?

たんぱく質は1日の摂取量だけではなく、

たんぱく質を摂るタイミングが重要であることを昨年早稲田大学の研究チームが発表しました。


マウスの実験で、1日のたんぱく質の総摂取量を同じにした場合、

朝食に多くのタンパク質を摂取したマウスでは、

夕食に多く摂取したマウスや朝・夕食で均等に摂取したマウスに比べて、筋量の増加が促進しました。


これは、朝(活動期のはじめ)に重点的に摂取した方が、筋量の増加には効果的であることを示しています。


より詳しい実験結果や、それに伴う高齢女性を対象とした調査結果などは

以下のサイトに今後の課題と共に掲載されています。


今、16時間断食ダイエットなどがブームとなり、それに合わせて朝食を抜く方も増えていますが、

「今、体重を落とすこと」が大切ですか?

「10年後も、20年後も、若々しく元気に生活すること」が大切ですか?


朝ごはんにしっかりたんぱく質を摂る事は

結果的に筋肉量を増やし、基礎代謝量を上げて痩せやすい身体作りに繋がります。


人生100年時代と言われていますが、

寿命だけのばすのではなくて、健康寿命を延ばすことを考えて、今を選択していきましょう♡

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