ちまたで乱用される「リーズナブル」という言葉。
安易に「安い」という意味ではありません。
「適正な価格」「妥当な値段」ということです。
私が使っている四万十ヒノキの一枚板のまな板。
厚さは腕が疲れにくい3cm、長さは37cm、大量に切れます。
価格6,600円。高いか、安いか。
このまな板は、ヒノキを3~6カ月の時間をかけて自然乾燥させています。
乾燥材などで人工的に乾燥させると、樹木本来の機能が失われたり
防虫剤などの薬品が人体に影響していることも、最近分かってきました。
四万十のヒノキは「伝説のヒノキ」と言われるほど高品質。
ひのきオイルの含有量は、日本のヒノキの中で最も豊富。
このオイルの成分が、カビや雑菌の繁殖を抑え、いつまでも清潔に使い続けられます。
油脂分が多いので水切れが早くて乾燥に強く、変色しにくいのが特徴。
まな板は安く求めることも可能ですが、毎日何度も使うものなので
それなりの価値を感じられれば、そこにお金を払うことは厭わず、です。
まな板ひとつにも種類があり、使う人にもこだわりがあります。
刃こぼれしにくい天然素材。
一枚板。
厚さ、重さ、大きさ。
物の価格が高いか安いかは、値段そのものではなくて
それに見合った価値を感じられるかどうか、だと思っています。
Comments