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腸内細菌検査協会の「腸内フローラ アドバンス講座」

  • 執筆者の写真: Kanako
    Kanako
  • 11 分前
  • 読了時間: 2分

11月24日(祝)に一般社団j法人 腸内細菌検査協会のアドバンス講座「ベーシック」の講師を務めます。

時間は13:00~17:00、腸内細菌や腸の疾患、腸内環境ケアについて盛りだくさんの内容でお話します。



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腸内細菌は顕微鏡の技術の発展により19世紀後半に発見されましたが、酸素が苦手な腸内細菌が多く、

大腸菌のような酸素があっても生きられる腸内細菌以外はなかなか研究が進まなかったのです。


20世紀に入り、ヨーグルトの乳酸菌が寿命延命に関わるという発表があり、腸内細菌が健康に関与するという考え方が広がってきて、「腸内フローラ」という概念も登場しました。


1950~1980年頃になると、ビフィズス菌や乳酸菌など特定の嫌気性腸内細菌の培養技術が進んできます。


2000年代に入り、次世代シーケンサーが登場してゲノム解析が可能になり、培養できない菌も含めた研究が進み、腸内フローラの全体像が見え始めました。

この頃、「ヒロマイクロバイオーム」という用語が登場し、腸内細菌が免疫・代謝・肥満などに影響する可能性が次々と報告され始めます。


2010年代に入り、腸内細菌についての研究が世界的に爆発的発展期を迎え、免疫疾患(アトピー、自己免疫)

代謝異常(肥満、糖尿病)、精神疾患(うつ病、自閉症など)に関与することが明らかになりました。


2020年代に入り、菌の種類だけでなく、機能や菌が腸内で作る産生物質まで解析可能になっています。


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腸内細菌の働きが解明されるまでは、大腸は小腸で栄養を吸収した後の食べカスを排出する機能だけと考えられていました。

人の身体の機能としてはその通りなのですが、大腸に棲む腸内細菌が実はせっせと働き、生命の存続に大切な物質を作り出して人体へ還元している事が判ったのです。

すごいですね!腸内細菌様様なのです。

24日の講座では、

腸の基礎構造とはたらき

現代社会と腸内環境

腸の疾患(ガットフレイルとリーキーガット)

腸内細菌の基礎知識

健康的な腸内環境とは?

腸内環境と全身の健康

女性の課題と腸内細菌

美容と腸内細菌

子どもの課題と腸内細菌

腸内環境の評価と検査

腸内環境に影響を与える要因

腸内環境ケアの実践的アプローチ

発酵食品の可能性

「菌を摂る・育てる・守る」

腸から始める新しい健康習慣  

をお話します! 目次をピックアップしただけでも盛りだくさんですね!私もクラクラします(笑)


人生100年時代と言われていますが、健康的に過ごせる寿命を延ばせるように、今から始められることを学んでみませんか?

お申し込みはPeatixから、よろしくお願いいたします。

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