前のブログで書いた通り、好ましい腸内環境の条件は
・腸内細菌の数が多いこと
・腸内細菌の種類が多いこと
です。
自分の腸に棲む腸内細菌の種類は3~5歳ぐらいまでにほぼ決まってしまうので
大人になってから新しい腸内細菌を腸に定着させることは難しいのですが、
食品自体に微生物が存在する発酵食品(プロバイオティクス)を摂ることで
有用菌のエサとなって腸内環境を整えたり、腸内での炎症を抑えたり
抗生物質を服用した後の腸内環境の乱れを修復する助けになったりします。

腸内細菌の数を増やす方法は、腸内細菌のエサとなるものをたくさん食べる事です。
腸内細菌のエサとなるものは
・水溶性食物繊維
・オリゴ糖
・レジスタントスターチ
・ポリフェノール
などの「難消化性物質」といわれるものです
難消化性物質、要するに腸内細菌のエサになる物をプレバイオティクスといいます。
発酵食品などの微生物(プロバイオティクス)と腸内細菌のエサとなる物(プレバイオティクス)を
組み合わせることをシンバイオティクスといいますが、それが腸内環境を整えて健康維持に繋がる食生活といえます。
次回は腸活に有用なプロバイオティクスとそのプロバイオティクスを含むおもな食品をご紹介します!
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